大学受験、就職活動、社会人のスキルアップなど多くの場面で英語力の基準として使われているのがTOEICです。ですが、TOEIC受験してみたい!と思っても、何から勉強すれば良いのか分からない…、参考書が多すぎてどれを選んだらいいのか分からない…と悩んでいる人も多くいると思います。
そこで今回の記事ではそのようなお悩みを解決するための情報をご紹介していきます。
- ゼロからのTOEIC(R)L&Rテスト600点
- TOEICL&Rテスト990点攻略
- 出る単特急金のフレーズ
絶対外せないおすすめのTOEIC参考書TOP3
参考書名 | ゼロからのTOEIC(R)L&Rテスト600点 | TOEIC L&Rテスト990点攻略 | 出る単特急金のフレーズ |
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カバー | TOEICを初めて受ける人に分かりやすい各パートの説明と対策。 | 英語上級者向けのTOEIC問題演習本。
英語上級者でも間違えがちなポイントが詳しく解説されている。 |
頻出フレーズを重点的に学習することができる。
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金額 | 1,980円(税込) | 2,530円(税込) | 979円(税込) |
おすすめポイント | TOEIC初心者が問題の形式と対策について分かりやすく簡単に学ぶことができ、かつ演習問題で実践的な練習まで網羅できる一冊。 | 英語上級者でも間違えやすいポイントを徹底的に解説し、難しい実践問題を解くことで、TOEIC満点を目指すことができる一冊。 | 自分が目指す点数に合った単語を学習することができる。 |
目標点数 | 600点 | 850点~990点 | 600点~900点 |
1周目安 | 1ヶ月 | 3週間 | 10日 |
こちらの3冊がどの参考書にすればいいか分からない…という人がまず買うべき参考書になります。TOEIC初心者の方は『ゼロからのTOEIC(R)L&Rテスト600点』を使ってTOEICというものに慣れ、上級者は『TOEICL&R900点攻略』でより高得点を目指すことができます。
先生
スコア爆伸び!TOEIC参考書の選び方
このほかにも、もっと自分の弱点を克服するために熟語や文法、パート別対策などに特化した本などを買いたいという人もいますよね。そんな人たちのためにたくさんのTOEIC参考書の中から、自分が本当に求めている一冊を選ぶ方法をご紹介します。
自分のレベルに合った参考書を選ぶ
まず初めに自分の英語力に合った参考書を選ぶことが大切です。例えばTOEIC400点レベルの人がいきなり800点を目指す人向けの問題を解こうとしても、先に学ぶべき基本的な知識が抜けているため全く力になりません。
一般的には現状の点数から100~200点上の点数を目標にした参考書を買うといいと言われています。ですので自分の今の英語力をきちんと理解したうえで適切なレベルの参考書を選びましょう。
情報の鮮度が古すぎないものを選ぶ
二つ目に出版された日付が古すぎないものを選ぶことが大切です。TOEICの試験は出題形式や傾向、良く出てくる単語などが時代とともに変わっています。
ですので、情報が古そうな参考書はできるだけ避けましょう。特に2016年5月からTOEICが現在の新形式に大きく変わりましたので、それに対応している参考書を選ぶことをおすすめします。
口コミやレビューをチェックして選ぶ
最後に口コミやレビューで高評価を受けているかチェックしてから選ぶことが大切です。通販サイトなどの口コミやレビューには実際にその参考書を購入した人がリアルな感想を書いているので、参考書のより具体的な内容や使いやすさ、ダメだった点、どのような人におすすめかなどを知ることができます。
先生
TOEIC対策におすすめ参考書【目標スコア別】
次に目標スコア別のおすすめのTOEIC参考書をご紹介していきます。自分に合った目標スコアは分かったけど、一冊買うならどの参考書がいいのか分からないという人はぜひ参考にしてみてください。
【全スコアにおすすめ】公式 TOEIC Listening Reading 問題集
出典:販売サイト
- TOEICの問題を作成している機関が作成した実践的な問題が解ける
- 丁寧な解説
- 本番と同じリスニング音声
TOEICの試験問題を作成している機関が出版している問題集で、本番と同じ形式、難易度、リスニング音声の問題を解くことができます。間違えた問題の解説も丁寧で分かりやすいのが特徴で、TOEIC受験者から絶大な信頼を置く一冊です。
先生
【全スコアにおすすめ】1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
出典:Amazon
- レベル別の頻出文法問題が学べる
- 丁寧な解説
- 持ち運びに便利なサイズ感
先ほどご紹介した『出る単特急金のフレーズ』と同じシリーズの文法編で、550点、730点、990点とレベル別に必要な文法の知識を問題を解きながら学ぶことができます。小さくて持ち運びやすく、名前の通り電車の1駅の間に文法問題1題が解けるという参考書になっています。
先生
【500点】TOEIC(R)L&R TEST 全パート攻略 絶対突破! 500点
出典:Amazon
- 初心者向けの基本的な問題を正解するための練習ができる
- 初心者が点を取りやすいパートから順番に学べる
- 1か月で1周できる
500点を獲得するには、難しい問題が解ける必要はなく、簡単で基本的な問題を確実に正解できるようになれば良いです。この参考書はその理論を重視し、初心者でも点数がとりやすい順にPart 1→2→5→3→4→7→6の基本的な問題と解き方のコツなどを解説する構成になっています。
先生
【600点】はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略
出典:Amazon
- パートごとに問題の形式と解き方のコツを徹底解説
- 英語力アップの勉強法の紹介
- 本番に備えた完全模試1回分付き
TOEICを初めて受け、600点越えを目指したい人がすべての対策、勉強を完結できる一冊です。パートごとに問題の形式や解き方のコツ、対策が詳しく解説されており、実際に練習問題を解くことでそのノウハウを身につけることができます。
また、TOEICだけに限らず読者の英語力向上のためにおすすめの勉強法もたくさん紹介されているのもうれしいポイントです。
先生
【700点】TOEICL&Rテスト 730点奪取の方法
出典:Amazon
- 問題を解きながら曖昧になっていた基礎固めを確実に行える
- あと少し点数を上げるための具体的なポイントの解説
- スマホで聞ける音声付き
あと一歩のところで700点に届かない人や、英語の基礎が少しあいまいなところがある人におすすめの参考書です。990点満点を70回以上とっている著者がそのノウハウを詰め込んだ一冊です。
先生
【800点】公式TOEIC Listening&Reading 800+
出典:Amazon
- TOEIC制作機関が公式のデータに基づいた難問を抽出
- パート別の難問の傾向と対策を解説
- 難易度の高い単語を集めた単語集付き
TOEICのテストを作成している機関が、実際の過去のデータを分析し正答率が低かった問題をパート別に集めた問題集です。基本的な問題は正解できるが、難問で点を落としている人が確実に点数アップするためにおすすめの一冊です。
先生
【900点】TOEIC L&R TEST 900点攻略完全パッケージ
出典:Amazon
- 英語上級者でも取りこぼしがちな細かいポイントを丁寧に解説
- 1unit20分~40分で取り組める
- 正答率の低い問題や間違いの傾向を分析して作られた難易度の高い問題が解ける
Z会が1000名以上のオリジナル問題試験モニターの結果をもとに、英語上級者の正答率の低い問題や間違いの傾向を分析し、作られた問題集です。少しのミスが命取りになってくる上級者が、そのようなミスを減らすにはどうしたらいいのかを細かく丁寧に解説されています。
先生
【900-990点】TOEIC L&R TEST 990点徹底スピードマスター
出典:Amazon
- 英語上級者でも間違えてしまう超難問の練習と解説
- 各パートに必要な能力を鍛えられる
- 難易度の高い問題ばかりを集めた完全模試1回分付き
990点満点を目指す人向けに作られた難易度の高い参考書です。英語上級者でも間違えてしまう問題とそのパターンが徹底的に解説されており、さらに練習問題を解くことによって同じミスを2度としないようになります。
また、英語の知識だけでなく速読力や写真の描写説明力などのTOEICで必要な能力をトレーニングすることもできます。
先生
TOEICの参考書選びでやってはいけないこと
ここまでおすすめの参考書や参考書の選び方をご紹介して、早く自分の参考書を買いに行きたい!と思っていただけたと思います。ですがTOEICの参考書選びにおいて注意してもらいたいことが2点あります。
参考書を無駄に複数購入する
1つ目が同じ参考書を何冊も購入することです。書き込む用と見るだけ用などと、同じ参考書を何冊も買ってしまう人いますよね。
用途別に分けた方が使いやすいし、頭の中が整理されやすそうと思うかもしれませんが、じつは違います。参考書に書き込んだ情報も読むだけの時に一緒に目に入れた方が絶対に覚えられるし、付箋なども活用すれば使い込めば使い込むほど、とても質の高い自分だけの参考書が出来上がっていきます。
同じような内容の参考書を何種類も使う
2つ目が同じような内容の参考書を何種類も買うことです。参考書を何種類も買う人は参考書を買うことがゴールになってしまい、実際はその内容が身についていない人、途中で読むのをやめてしまう人が多いです。
また、同じような内容の参考書でも記述の仕方や考え方が少しずつ違っているので、実際に試験に挑むときにどの方法を実践すればいいのか迷ってしまい良い点数がとれない可能性があります。参考書は自分がやると決めた一冊をまずは何周もして完璧に理解した方が点数アップへの近道となります。
TOEICの参考書に関する質問に回答!
ここまで読んでいただいた皆さん、参考書を手に入れて、いざ勉強を始めてみようと思っていただけましたか?それでは最後にTOEICの参考書や勉強に関するよくある質問に答えていきたいと思います。
TOEICは参考書だけの独学で高得点を目指せる?
参考書の選び方は分かったけれど、本当に独学でTOEICの点数が上がるのか不安…という人もいると思います。結論から言うと、TOEICは参考書だけの独学で高得点を目指すことが可能です。
自分のレベルに合った参考書を選び、TOEICの問題形式や単語、文法などをコツコツと勉強をつづければ数か月ほどで100点~200点ほどアップすることができる可能性が高いです。TOEIC専門の塾などもありますが、必ずしも通う必要はありません。
TOEICで高得点を効率よく取るための秘訣は?
TOEICで高得点を取るためにTOEICの問題形式を徹底的に分析し、TOEICによく出る単語や文法ばかりを必死に勉強している人がいますが、実はその方法はとても効率が悪いです。TOEICでよく出る出ないに関わらず、TOEICで高得点を取るためには基本的な文法や英単語ができている必要があります。
時間をかけてでも、英語という1言語を学ぶ上での土台となる基本的な知識を先に身につけてからTOEICの勉強をした方が結果的に効率よく得点をアップすることができます。
参考書以外でリスニングを勉強する方法は?
英語を読むことができても聞き取るのが苦手という人が日本人にはとても多いと言われています。その原因はネイティブの発音や話すスピードに耳が慣れていないからです。
耳を慣らすために海外のドラマや映画を見ることがおすすめです。1回目は英語音声、日本語字幕で見て、2回目は英語字幕、3回目は字幕なしで見るなどするとリスニング力が上がります。
また、それらを見ながら一緒にセリフをシャドーイングしたりすることも効果的です。
【まとめ】TOEICの参考書を決めたらまずは1周しよう
- おすすめのTOEICの参考書
- TOEICの参考書を選ぶ方法
- TOEICの参考書を選ぶ際の注意点
- TOEICの参考書に関するよくある質問
以上の4点をメインに解説してきました。基礎的な知識から勉強しなければならない人もいれば、超高得点を目指せるレベルの人も同じTOEICテストを受けるわけですが、それぞれに合ったレベルの適切な参考書を選び、まずは1周してみることがとても大切です。
そして、そのあと何周もすることで知識を着実に身につけていき、TOEICで得点アップを目指しましょう。